(代筆日記/神藏美子)
バラの季節である。あっちこっちで、バラが咲いている。ウチの庭にも、ひしゃげたバラがある。ここに、以前住んでいた方が、家の横っちょに、植えたままのバラが、手入れをされずに、ほったらかしで、虫などに食われながら、毎年花をつけている。今年も、だいぶ、葉が虫にくわれているが、なんとか、咲いてくれた、今年は、花が多い。このあいだ、ちょいと、虫除けスプレーを、かけてやったけれど、もう手遅れだろう。花は、あっという間に咲いて、すぐに枯れている。バラは、やはり手入れをして、かわいがらないと、花も長持ちしないようだ。せっかく咲いているので、めでないと、もったいないと思い、家にかざったけれど、蕾が、ひらかないまま、枯れそうである。バラを丹精こめて、育てる。そういう根気がないなー。植物との付き合いには、根気が必要だ。星の王子さまは、バラの花に覆いをかけてあげたりして、バラのわがままを聞いてあげていた。植物をかわいがる人は、花も、擬人化して、とらえているのか。猫なら、擬人化できるけれど、植物はなー。お隣の、ご主人は、アロエをかわいがってらして、冬には、アロエにビニールの覆いをかけてあげていた。あるとき、フェンス越しに、お隣のご主人と、「いいお天気ですね」みたいな会話が始まって、アロエの話題になったとき、ペロっと「アロエのおさしみ、おいしいですよねー」と言ってしまい、ご主人に絶句されてしまった。

たいへんによく、手入れされた、よそのお家のバラ、うつくしい

